サーマル工房 アーバンXCアバンギャルドの製作
胴体から制作開始です。2mmバルサの側板の全部と後部を図面の上で繋ぎ合わせます。
シナベニアの内張り材とバルサの補助材を接着します。
説明書では、胴体の後部を2mmとなっており、2mmになるように削って左右を接着しました。が、間違いでした。実際は2mm削る意味でした。
テシナベニアのフレームを入れて、胴体を組みたてます。左右の側板の硬さが少し違い、曲がりが出たので、硬い方の側板に曲げ癖を付けて、芯が通るように調整しました。
胴体後部の細くなった分を1mmバルサで厚みを足します。
上下プランクします
胴体の組み立てが完了。
主翼を制作します。中央翼から。
平板の上で、下面プランク材を正確に接ぎ合わせます。その上にスパー材とリブをレーザーカットのスリットに合わせてはめ込みながら接着します。
下面プランク後縁をカミソリ状に削ります。
上面プランクをタイトボンドとマスキングテープで貼り付けます。
キットでは翼中央部木口は1.5mmバルサ材を貼り付けるようになってますが、強度アップを図って2mmカバベニアをキットの材料に合わせて切り出します。
カバベニアを翼中央木口に貼り付けます。
3段上反角の2段目翼を作ります。エルロン部分は一体でプランクし、サンディング後に切り離します。
エルロン部を切り離し、切り離した部分に1.5mmバルサ材を貼り付けます。
3段目外翼を作ります。
翼端ブロックを接着し整形します。
水平尾翼とエレベーターを作ります。リブがX字状にクロスした特徴的なデザインです。
垂直尾翼とラダーを作ります。
垂直尾翼フィンに2mmカーボンロッドを差し込み、強度アップします。(設計では胴体スリット部にフィン下部をはめ込むだけなので、組み立てやすくする意味もあります)
全体にサンディングして生地完成です。
翼接合部はプランクの無い部分は1.5mmリブ1枚づつの3mmしかななく、フィルムを貼りにくいので、1.5mmバルサを貼り足します。
左右の翼をカンザシをさし、仮に接続し重量バランスを見ると僅かに撮がいがあります。
2.1gのウエイトをこの位置に置いてバランスします。プランクの内側に接着固定します。
フィルムを貼る前に、エルロンサーボの搭載はサーボの厚みを図ると余裕が有るので、2.2mmシナベニアを2枚貼り合わせ、上面プランクの内側にエポキシで貼り付けます。
キットのサーボホルダーをエポキシで接着し、ホルダーにビス穴を開けます。
エルロンを仮に取り付け、ホーンの位置に合わせて、仮止めしてみます。
キャノピー固定用のネジを締めるための、カウリング内にC4パーツを付けるようになってますが、パーツが細かいので、胴体にシナベニアを積層したものを接着し、カウリングの形状に合わせて整形します。
キットのフロントマウント用のパーツが余るので、モーターマウントの裏側に補強に接着します。
モーターを仮付けし、カウリングとスピンナーのラインがスムーズになるように決めます。
フィルム貼りの前に、主翼カバーとキャノピーをカット整形しておきます。
フィルム貼り準備完了です。
フィルム貼り開始です。主翼から始めます。内翼と外翼の接合部は色違いなので、クリアーフィルムを下貼りします。
接合部のフィルムは翼型によりカーブが付きます。アクリル版でテンプレートを作り、フィルムをカットして貼ります。
発送するための梱包がしやすくなるように。水平尾翼スタビを脱着式にするため、ファルカタ材でスタビ受けパーツを作ります。
垂直尾翼フィンのスタビ受けパーツを接着する場所のフィルムを剥がします。
スタビの取り付けは図のようになります。2x15mm細ビスで取り付けます。ファルカタ材とビス4本で約6g。
フィルム貼り完了です。これからメカ積みに掛かります。
水平スタビを脱着式にした為、ラダーも脱着式にする必要があります。1.4x4ネジでシートヒンジを止めます。
機体に貼るロゴマークを図面からトレーシングペーパーでコピーします。
トレーシングペーパーから普通紙にコピーし、スプレー糊でフィルムに貼り付け、紙の上からカットします。カットした状態のままマスキングテープうを貼り、
紙のままアイロンで貼りましたが、3Mの77スプレー糊がちょっと強すぎ、紙を剥がすのに苦労しました。
3Mの55タイプを買い、やってみましたが、まだフィルム面に残ります。紙に糊を吹き付けてから、少し時間を置いてからフィルムに貼り付けた方がいいようです。
モーターとアンプを搭載します。アンプはキャノピー内のフレーム補強部材ベニアの上にアルミバンドで固定します。軽量バッテリーはアンプの下に搭載します。
ラダーとエレベーターのサーボ搭載。水平尾翼スタビを脱着式にしたので、少しでもテールを軽くするため、キット付属の0.9ピアノ線ロッドを1.2カーボンロッドに変更しました。
水平尾翼を垂直尾翼に嵌め込み、2x15細ネジで固定し、ラダーのヒンジを1.4x4ネジで固定します。
ラダーとエレベーターのリンケージ。カーボンロッドとピアノ線をシュリンクチューブで重ねて連結します。脱着式なのでホーンの接続はロッドキーパーを使用します。
エルロンサーボ延長コードを接続し、コネクターの抜け止めにシュリンクチューブを被せます。
エルロンサーボを搭載し、リンケージし、サーボカバーをクリアーテープで貼り付けます。
エアーブレーキリンケージ。0.6ピアノ線ロッドをL字に曲げ、ホーンに差し込んで完了。
エアーブレーキのサーボリンケージ。図面ではクレビスでサーボホーンに接続するようになってますが、かなり難しいので、ロッドアジャスターで接続しました。主翼の脱着時は6角レンチを携行する必要が有りますが、クレビスを使用した場合も脱着時は結構難しいです。
3s1300mAhバッテリーの場合は
アンプの下部に搭載。
3s1500mAhの場合は後部の搭載すると、ほぼ指定の重心位置に合います。
完成です。重量は、尾翼含む胴体462g 右翼186g 左翼186g=全834gバッテリー別。
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