スカイ モデリング アイギスの製作
胴体を組み立てます。左右側板から組立開始です。
フレーム枠を嵌めて左右接着。
胴体底部をプランクします。
水平尾翼取り付け用のスタブマウントを作ります。
マウント部は上下方向に引っ張り強度が無いので、マイクログラスを内側両面に貼ります。
この時点で、エレベーターのガイドパイプを挿入し接着固定します。後で入れるのはかなり難しそうです。
マウント上部にベニアのプレートを接着します。
手持ちのABS丸棒でモーターマウントのスペーサーを咥ませます。丸棒に3mmの穴を開け、モーターを仮止めし、スペーサーとモーターマウントを低粘度瞬着で固定します。この時、モーターのスラストラインを調整しておきます。
成形したノーズ部が僅かに、オーナーが用意した32mmスピンナーと整合が悪いので、カットします。
カットした部分に新たに1mmカバベニアを2枚重ねて、接着し、ノーズに貼り付けます。
余分な部分をカットし成形します。
胴体前方下部は1.5mmバルサプランクだけなので、ノーズ部分は厚手のグラスクロスを瞬着で貼り固め、その後ろ100mm程は1.5mmバルサを内側底部に繊維方向を交差して貼ります。
スピンナーに合わせて調整します。
キャノピー枠を組み立てます。保護フィルムを敷、胴体にフィットするように瞬着で接着します。
プラスチックのキャノピーをネジ止めにするため、枠にバルサを接着します。
キットにはプラスチックとバルサのパーツが入ってます。バルサのパーツは、枠に組み立て削り出しで成形するタイプ。
今回はプラスチックを使用します。
胴体に合わせて微調整ます。
主翼を作ります。最初に治具を組み立てます。
治具の上に下面プランク材を置き、その上にリブを組みます。
カーボンカンザシが入るアルミパイプをエポキシで固めます。
更に上面プランク材を被せます。
外翼も同じように治具を作ります。
外翼も治具の上で上下プランクします。
前縁材を貼り付けたら、3mmバルサ3枚重ねの翼端ブロックを接着します。
主翼左右の接合部にバルサパーツを貼り付けます。
4枚の主翼からそれぞれフラップとエルロンを切り離します。
スタブとエレベーターを作成。
フィンとラダーを作成。
各部の生地完成。
内翼と外翼をエポキシで接着します。
生地完成、仮組み。
フィルム貼り完了。
アイギスのキットに入ってるプラスチックのホーンは、根元に抜け止めの穴が数個開けてあり、そのため折れやすいという指摘が有り、オーナーに穴なしの物を取り寄せてもらいました。エポキシが食いつくように根元をヤスリ掛けしました。
各動翼にマスキングし、ホーンをエポキシで接着します。
エルロンとフラップのサーボを取り付ける場所に、キット付属のガラスクロスを瞬着で貼り付け、サーボベッドを接着します。
エルロンサーボの延長コードをコネクターで繋ぎますが、翼内に通す時に引っかからないように、マスキングテープで保護します。(糸を先に通しておきます)
キットにサーボ押さえのプラスチックパーツが入ってましたが、長さが足りず、1.5mmカバベニアで作り、サーボを押さえます。フラップサーボ搭載例。
エルロンサーボの方は、翼の厚みが少ないので、サーボ押さえをカットし、前方だけ使用。サーボベッドがピッタリなのでガタは有りません。
ラダーとエレベーターのサーボを搭載。ロッドジョイナーを使用し、整備性を良くしました。
モーターを搭載し、折りペラスピンナーを取り付けます。キャノピー内枠はなにかカラーリングしたほうが良さそうです。
完成です。先日いつも撮影する、工房前のコンクリートが車のエンジンオイルで汚れたので、友人の塗装屋に塗ってもらいましたが、グレー系で、今回のアイギスはオーナーの要望で翼端と尾翼がグリーンで、チョット霞んだ感じですが、青空には映えるかと思います。