クラベス バルサキット
キャンバー翼のジッパースタイル軽量電動RCパークプレーンで、水平垂直尾翼をビスによる脱着式又は接着式を選んで制作出来ます。メンテナンスや修理等は脱着式に、少しでも軽量化したい場合は接着式に出来ます。
全幅スパン900mm(920mm) 全長レングス585mm(モータースピンナー含まず) 翼型オリジナルキャンバーBENEDEK8406C類似 翼弦コード150mm 翼厚7.3% 最大キャンバー5.5% 全備重量150~200g 翼面荷重11~18g/d㎡ ラジオ3Ch ラダー エレベーター スロットル
初めに、胴体の図面は2枚になっており、2枚の図面をマークの位置でカットし、繋ぎ合わせます。
図面を繋ぎ合わせる時に、マークを合わせると同時に、胴体上面のラインが直線になる様にします。
胴体組立はまずメインギアーホルダーを作ります。F8シナベニアに1.5x3mmヒノキをコの字に接着します。
F8とF7を接着し、メインギアーホルダーになります。
胴体前部側板に、F2 F3 F4 F5を接着します。
手順はF4 F5を先に接着し、先に組み立てたF7 F8胴枠を仮に立ててF2 F3を接着します。
左右の側板を組み立てたら、外周プランク面サンディングで整えます。
ウイングマウント取り付け用の2.5mm穴を開けます。F1に開けてある穴に合わせて、内側に直角に開けます。
繋ぎ合わせた図面を平板に貼り付け、ラップフィルムを被せて、胴体を組み立てます。
片面が出来たら、その上にラップを被せて、もう片面を組み立てます。
2.5mmドリルビットをガイドにして合わせると良いです。
メインギアーホルダー部がプランク面と面一になる様に出っ張ります。
胴体後部を輪ゴムで縛って、左右を組み立てます。胴枠F6 F7 F9を接着し、F11 4mmバルサを接着します。
F11を接着する前に、胴体が左右対称になって芯が通ってるか確認し、胴体後端に瞬着を流して固定します。
4x4mmバルサ棒をカットし組み込みます。
真ん中から胴体を広げ過ぎないように気をつけながら、順次はめこんで行きます。
F12の4mmバルサに下から突きつけるようにF13バルサブロックを、テーパーに削り接着し、3x8mmバルサをカットして嵌め込み接着します。
尾翼取り付け用の3mm穴を開けます。
F13三角バルサを接着し、余分な部分を削り撮ります。上面に合わせて3mm穴を開けます。
少しでも軽くしたい場合、尾翼を接着式にし、穴は必要有りません。またF13も省いてもOKです。
少しでも軽量化したい場合は、尾翼を接着固定式に出来ます。
図面には有りませんが、左図のようにスクラップバルサを使用し組み立てます。
テール部に三角バルサを接着し、1.2位のmmの穴を開け、1mmピアノ線を差し込んでテールスキッドにします、フィルム等被覆後に差し込み接着固定します。
サーボベッドを取り付けます。
ウイングマウントの支柱間、F4材の下から押し付けるように接着します。側板にもしっかり接するようにします。
プランクの前に、ハッチのカット部位の印を付けておきます。
プランクが終わったら、図を参考にカットラインを引き、カッターナイフ等で定規を当ててカットします。
かったーで切れ目を入れて、薄い細工鋸でカットすると綺麗にカット出来ます。
切り離した様子。
切り離したハッチの前部に、2mmバルサを貼り付け、フック機能にします。
2x10バルサに切れ込みを入れて、0.8mmピアノ線を接着します。
ハッチ裏面にピアノ線を組み込んだバルサ片を接着します。
ハッチへの接着はフィルム貼り後にしたほうが、フィルム貼りが楽になります。
主翼を取り付けるための、ウイングマウントを予め、下地塗装しておきます。スプレー等で3~4位塗りと研ぎををして下地を作ります。
主翼を組み立てます。
アンダーキャンバー翼で、リブのメインスパーの位置に組立のための足を付けてあり、
第3スパー下部は後で切り取れるように切り込みを入れてあり、平板の上で組み立てます。
外翼と内翼を同様に組み立てます。
リブの第3スパー位置にはスリットが無く、内翼と外翼の第3スパーのラインがずれないように気をつけます。
中央部前後に5x10mmバルサを接着し、後縁とリブの角に2mm三角バルサをします。
組み立終えたら、先に翼上面を整えて、内翼と外翼の合わせ部がピッタリになる様に調整します。
内翼と外翼の接合面を上反角がつくように、ゲージに合わせて5°の角度で削ります
上反角が決まったら、第3スパー下部の毛引き部で割取り、全てのリブ脚をカッター等で除去します。
翼端に5mmバルサブロックを接着します。
バルサ又は木片等で、アンダーキャンバーの凹みに合わせたサンディングブロックを作って、下面を整えます。
大まかにサンディングしたら、内翼と外翼を接着します。
木工ボンド(タイトボンド等)でOKです。
上反角は10° 翼端下で42mm位。
翼端を楕円デザインにすろ場合は、5mmバルサにキット付属の10mmバルサを接着します。
翼端デザインのサンプルです。
デザインは好みで成形して下さい。
更に楕円を大きくしたい場合は、別途バルサブロックを用意して、重くならない程度に継ぎ足して下さい。
水平尾翼スタブとエレベーターを組み立てます。
尾翼を脱着式にする場合は、スタブに3mmの穴を開けます。
垂直尾翼フィンに3φアルミを接着します。
両面にマスキングテープを貼り、底部から低粘度瞬着を流し込みます。間違えてパイプの中に流さないようにして下さい。
試作段階でエポキシで接着してみましたが、アルミとエポキシの相性が良くありません。
フィンに接着したパイプに更に瞬着を盛り付ける等して、凹凸をなくします。
フィンに合わせてラダーを組み立てます。
尾翼を接着式にする場合は、垂直フィン下部に3x8バルサを両側に接着しますが、接着は被覆後にします。
尾翼を脱着式にした場合は図のように、0.3mm板バネのスキッドと一緒にM2x10タップタイトネジで固定します。
この時点で垂直フィンとスタブの直角を確認し、穴を調整します。
主翼ウイングマウント胴体に片方ずつネジで固定します。
固定したときにマウントの左右に捻じれや前後のズレがある場合は、胴体のネジ穴を細い棒ヤスリ等で微調整します。
その後3φカーボンパイプを4箇所差し込んで瞬着で固定。マウント左右が一体になります。
生地完成の状態。
メインギアーは1.5mmピアノ線を図に合わせてペンチで曲げて、メインギアーホルダーにはめ込みます。
紙や絹又はフィルムで被覆します。
例はフィルム貼りです。主翼は裏面から貼ります。アンダーキャンバー翼なので多少こつがいります。辛うじて着く位の低温でメインとサブスパーに置く感じで、順次リブにも着けていきます。最後にドライヤー等でしわ取りする前に、アイロンの温度を適温に上げてしっかり定着させます。
内翼と外翼を色を変える場合は、被せる方のフィルムを2mmカーブを付けてカットします。
例は白の内翼に外翼を青にしました。
白を外翼のリブまで貼り、その上に青のフィルムを被せて貼ります。外翼のフィルムをカーブを付けてカットすることにより、内翼と外翼の合わせ目が綺麗になります。
フィルムを貼り終えたら、ドライヤーを掛ける前に、翼下面中央部等に空気抜きのピンホールを開けるといいです。
脱着式尾翼。
接着式尾翼。
尾翼を脱着式の場合は板バネスキッドを介してネジ止めにします。
接着式にした場合は1mmピアノ線スキッドを差し込み瞬着を流して固定します。
サーボを搭載します。
ラダーとエレベーターのホーンの位置を変えて、ホーン同士が干渉しないようにサーボを搭載します。
コントロールロッドをシュリンクチューブで繋ぎます。
ピアノ線ロッド2本を抱き合わせてチューブを被せて、ライタ等で収縮させます。
メカ積み後、舵角調整し、確認ごチューブに瞬着を流して固定します。
モーターを搭載します。
例はCT2211タイプです。M2用ワッシャーを左側に挟んで、左にずらしてサイドスラストが付くように、アダプターを取り付けます。
胴体内側に面ファスナーを貼り付け、アンプとバッテリーの搭載。
ラジオ受信器の搭載。
翼端楕円で仕上げたイメージ。
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