top of page

Papillon (パピヨン)Ⅱバルサキット

DSCF2705.JPG

組み立てる前に道具等を用意しましょう。

​瞬間接着剤、木工ボンド(出来ればタイトボンド)カッター、小型鋸、鋏、小型カンナ、サンディングブロック(木片に両面テープで貼り付けます)図面に被せるラップフィルム、まち針等。

DSCF2559.JPG

F1のノーズ部内側に、F2の内張りをボンド等(出来ればタイトボンド)で接着します。ボンド等をF2側に薄く均一に全面に塗布し数分圧着します。

DSCF2554.JPG

胴体側板F1の後端外側に3mm角バルサをカットして少量の瞬着等で仮に接着します。

DSCF2557.JPG

F4のメインギアーホルダーを作ります。1x3mmヒノキ材を挟んで1.6mmシナベニア2枚を貼り合わせます。

DSCF2558.JPG

メインホルダー、平べったいボックス状になります。

DSCF2562.JPG

F3、F4、F5を直角に瞬着で接着します。F5の下端は斜めになった、F4に接するためサディングブロックで斜めに削ってください。

DSCF2653.JPG

胴体後端の仮に接着した3mm角部分を洗濯バサミ等で挟んで、F6、F7、F8を接着します。この時瞬着を少量付けて仮付けします。この時点で胴体の捻じれや歪みが無いか確認(スコヤ等があれば正確になります)し、問題なければ胴体後端を挟んだまま瞬着を流して固定します。捻れた場合はドライヤーで温めれば少しくらいは治せます。

DSCF2564.JPG

テール部上面F9の三角バルサをペーパーで調整しながら瞬着で接着します。

DSCF2657.JPG

テール下部F17の三角バルサをペーパーで調整しながら瞬着で接着し、F18 1.5mmバルサをF9の下に当てるように接着します。

DSCF2566.JPG

F1側板の下部内側にF11の1mmバルサを接着します。

DSCF2567.JPG

F12のメカプレート2mmバルサを上から落とし込むようにして接着します。

DSCF2570.JPG

胴体内側上部にF13とF14の1mmバルサを接着します。F15 5mmバルサとF16 1.4mmシナベニアを重ねて接着します。F10 5mmバルサを接着ます。

DSCF2572.JPG

ノーズ顎部の1mmバルサを2枚重ねて貼ります。1枚目を瞬着ではり2枚目をゼリー状瞬着又はボンドで貼ると良いです。

DSCF2574.JPG

ノーズ上部に1mmバルサ2枚重ねて貼ります。

DSCF2575.JPG

他のプランクは1mmバルサ1枚貼ります。ノーズモーター開口部は図のように、顎の部分をアールを付けて削ります。

DSCF2608.JPG

主翼を作ります。スパー両端を図に合わせてカットします。

DSCF2609.JPG

図面の上にラップ等のフィルムを貼り、W1、W3ををピン止めし、リブ組みをします。中央部にW4、5、6を接着します。

DSCF2588.JPG

翼端部、W1とW3をW2スパーに合わせて、斜めにカットし同じ角度になるようにペパーで調整します。

DSCF2622.JPG

翼端部を図のようにピンで固定し、W8、W9をペーパーで調整しながら接着します。

DSCF2610.JPG

全体をカッター、カンナ等を使い成形しサンディングで整えます。

DSCF2611.JPG

翼端部スパー上面は直線で下部は斜めに上がります。

DSCF2593.JPG

図面に合わせて、水平尾翼スタブを作ります。

DSCF2644.JPG

フィルムを貼る場合に、熱でパンパンに膨らまないように、まち針等で穴を開けておくと良いです。

DSCF2641.JPG

垂直フィンを作ります。中の三角ガセットを図のような角度でカットしてはめ込みます。

DSCF2614.JPG

垂直フィンの胴体と接する部分に1mmカーボンを差し込む穴を2箇所開けます。ついでに空気抜き穴も一緒に開ける良いです。

DSCF2600.JPG

生地完成になったら、仮組みをして、ウイングと水平スタブが平衡になるか確認します。

DSCF2638.JPG

メインギアーを作ります。1mmピアノ線を図のように曲げ、ホイールはプラパイプを3mm位の長さにカットして、ゼリー状瞬着又はボンドSU等の弾性接着剤で保持します。

DSCF2601.JPG
DSCF2615.JPG
DSCF2627.JPG
DSCF2628.JPG
DSCF2629.JPG
DSCF2636.JPG
DSCF2635.JPG
DSCF2633.JPG
DSCF2634.JPG
DSCF2697.JPG
DSCF2637.JPG
DSCF2649.JPG
DSCF2678.JPG
DSCF2679.JPG

テールスキッドを0.6mmピアノ線で作ります。F15の部分にカッターを差し込み穴を開け、図のように曲げたピアノ線を差し込みます。きつく入ってればOKですが、ゆるい場合は被覆仕上げ後に瞬着を少量流して固定します。

生地完成状態。

紙又はフィルム等で被覆が終わったら、主翼を仮に取り付け、スタブとエレベーターをテープヒンジで繋ぎ、水平尾翼を主翼と捻じれ等が無いか再度確認し低粘度瞬着を流して接着します。

垂直フィンに1mmカーボンロッド差し込み少量の瞬着で固定し、ラダーをテープヒンジで繋ぎます。この時にホーンも取り付けるといいです。

フィルム仕上げの場合は、垂直尾翼を仮に取り付け、胴体に接する部分のフィルムをカットして剥がし、その後低粘度瞬着を流して接着します。

エレベーターとラダーにホーンを取り付け、コントロールロッドを接続します。ロッドは僅かに長めに、L字に曲げ、曲げた部分にゴム丸棒を3mm位にカットしてあなを開けてはめ込みます。

サーボと受信器を搭載します。サーボは胴体側面にスーパーX、SU等の弾性接着剤で接着します。両面テープはずれるので避けたほうが良いです。0.6mmコントロールロッドを接続します。舵角はロッドをS字等に曲げて調整します。

受信器レシーバーはマジックテープ等の面ファスナーで、F12の上面に貼り付けます。

​サーボホーンはラダー、エレベーター共中心から5mm位の所に0.6か0.7mmの穴をピンバイス等で開け直します。

CT1415等の小型モーターを使用する場合は、リード線が折れやすいので、付け根にエポキシ又はゼリー状瞬着等で固めると良いです。

この時モーターシャフトのEクリップを外し、缶を外して行うとやりやすいです。Eクリップは外したままでも、飛行には差し支え有りません。ぞの方が砂を噛んだ時掃除しやすいです。

なるべく小型のアンプを使用(例は6A2セル用 マイクロコネクターに交換)し、出来ればモーター直結すると軽量化出来ます。

モーターを搭載する時に2mm用ワッシャーをスーパーX等で左側の面に貼り付けると、サイドスラストが付けられます。

モーターを取り付けるとき、左に1.5~2mm左にずらすと、プロペラの部分でちょうど芯になります。

バッテリーは、F12の下面に面ファスナーを貼って搭載します。粘着付きであっても、バルサ面には必ずボンドSU等の弾性接着剤で貼ってください。

全長 290mm(ペラスピンナー除く)

全幅 360mm

全備重量 60~70g

​舵角 ラダー左右3~5mm エレベーター上下2~3mm

​初めはラダー3mm エレベーター2mmで飛ばして、慣れてきたら徐々に増やして行くと良いです。

 

飛行までに必要 な物

3チャンネル以上の送受信機(超小型ですのでマイクロコネクタータイプを推奨)

モーター コスモテック1415‐2000Kv又は2400Kv

アンプ 6Aブラシレス

サーボ 2~3g級x2

バッテリー 2s120~200mAh

プロペラ 3x2~4x2(GWS3020又は4025等)

本機は、スパン360mmと超小型ですので、テニスコート程度の広さで充分飛行可能です。マイクロ機なので風などの外乱には弱いです。なるべく風の極弱い時に、又は体育館等の室内で飛ばしたほうがいいと思います。

テストでは、ローパワー仕様では結構スロー飛行が可能ですので、早朝の児童公園等で、桜の木の枝くぐり等が楽しめます。

ちょっとハイパワー仕様にすると、弱風位の風でも飛ばせます(ある程度飛ばせる技量のある人) にとって結構面白いトリッキーな飛びをします。

bottom of page